成岩城

2015年2月23日撮影


◆所在:

半田市有楽町6丁目

 

◆交通:

知多半島道路半田ICを下車し、県道34号線を東に進み、名鉄河和線の高架下を抜けた先に成岩橋と言う信号交差点があるので、南に向かう。3つ目の有楽町6丁目交差点にある南西方向へ向かう狭い路地に入り、最初の路地を名鉄の線路側へと曲がった先に集合住宅が見えてくるが、その脇に碑が立っている。

 

◆歴史:

成岩の豪族である榎本了圓が築いたとされる城。

緒川城主の水野氏が知多制圧のため南下し、成岩城攻略のために神戸川の北側に成岩砦を築いた後、砦を拠点として成岩城を攻略した。

攻略後は横根城にいた梶川五左衛門をこの地に移し守らせた。

 

その後、慶長16年(1611年)に犬山城主である成瀬氏の領地となり幕末まで続いた。 

 

◆現在:

名鉄河和線の東側の小高い個所に集合住宅があり、その脇に碑が立っている。

碑は成瀬氏の子孫が昭和12年に建立し、裏には成岩城の歴史が刻まれている。


碑の裏面には成岩城の歴史が刻まれている。